株式会社シンカ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:江尻 高宏、以下、シンカ)は、2019年9月2日より顧客対応クラウド「おもてなし電話®」の機能を強化。既存の「全通話自動録音機能」に「電話音声テキスト化機能」を追加することにより、電話対応の“見える化”を実現しました。
■電話音声テキスト化機能とは
顧客対応クラウド「おもてなし電話®」のオフィス固定電話の全通話録音機能※1を強化したもので、AIを利用し、録音された電話音声をテキスト化する機能となります。
通常の音声認識とは異なり、電話音声のテキスト化は難しいと従来言われてきました。ノイズが大きく、また、電話回線を通すことにより、音質が劣化してしまうからです。
シンカでは、「おもてなし電話」の通話録音により保存された電話音声データをAIの学習データとすることで、音質の良くない電話音声を実用レベルでテキスト変換することに成功しました。
本機能は2019年9月2日より提供されます。費用は、初期費用130,000円、設置費用20,000円、月額費用29,800円(すべて税別)※2となります。7,000時間分の通話録音と月30時間分の音声のテキスト化が可能です。また、時間追加パックを購入いただくことで、テキスト変換する音声の時間を延長することも可能です。
※1…全通話録音機能は「おもてなし電話®」のオプション機能です。
※2…別途「おもてなし電話®」本体の費用が必要です。
■電話音声テキスト化機能がもたらすもの
電話音声をテキスト化することで、社内共有や後からの検索が容易になります。属人的になりがちな電話対応について「担当者でないとわからない」状態を防ぐことができます。クレーム電話の履歴確認はもとより、退職済社員や新人の電話対応チェックなどにも活用できます。
■電話音声テキスト化機能の今後の展開
テキストに事前登録ワードが含まれる場合にアラートを表示する「アラートワード表示機能」、自社でよく使う単語の登録ができる「ユーザー辞書機能」、AIによる「自動要約機能」など、電話対応を進化させる便利な機能を順次リリースする予定です。