株式会社シンカはクラウドCTI【おもてなし電話】と、株式会社アドスコープが提供する顧客管理・分析システムの『Value Drive』と、株式会社スマレジが提供するクラウドPOSレジシステムの『スマレジ』をシステム連携させたサービスを、12月1日より開始いたしました。
クラウドCTIサービス【おもてなし電話】を開発・販売する株式会社シンカ(本社:東京都港区、代表取締役:江尻 高宏)は、顧客管理・分析システム『Value Drive』を開発・販売する株式会社アドスコープ(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:松川 洋平)と、iPadなどのタブレットを利用したPOSレジ『スマレジ』を展開する株式会社スマレジ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:山本 博士)の公開するスマレジAPIを活用した、システム連携のサービスを提供開始いたしました。
【おもてなし電話 シンカCTI】は、電話の着信時にパソコンやタブレット、スマートフォンにお客様の様々な情報が表示される「おもてなし電話(R)」サービスです。
『Value Drive』は、顧客データを一元管理・分析し、加工した解析データを活用して顧客リレーション強化を実現する、クラウド型顧客管理システムです。
『スマレジ』は、飲食店などの売上分析を、リアルタイムに、そして簡単にできる、低価格かつ高機能なクラウド型POSレジサービスです。
この3つのシステムを連携させることで、『スマレジ』の売上データを活用して、『Value Drive』がRFM分析した顧客データを、【おもてなし電話 シンカCTI】によって電話着信と同時にパソコンやタブレットの画面に表示させることが可能になります。
POSシステムに入っている購買情報と、顧客管理システムに入っている属性データがバラバラに管理されるのではなく一元管理されることで、ユーザーは顧客情報を二重登録する必要が無くなり、さらに電話着信のたびにその顧客データが表示されることで、顧客ひとりひとりに合わせた電話対応が可能になり、顧客への関係構築力と訴求力を飛躍的に上げることができます。
<RFM分析とは>
RFM分析とは、Recency (直近いつ)、Frequency (頻度)、Monetary (累計購入金額)の3つの指標で顧客を並べ替え段階的に分け、顧客をグループ化した上で、それぞれのグループの性質を知り、マーケティング施策を講じる手法です。
■今回の連携機能を導入いただいているユーザー様の活用事例
株式会社玉海力様(本社:東京都渋谷区、代表取締役:河邉 幸夫)が、今回の【おもてなし電話】×『スマレジ』×『Value Drive』の連携機能を導入・活用していただいているので、その活用事例を頂きました。
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以前は他のPOSシステムと顧客管理システムを使っていましたが、別々のシステムなのでそれぞれ入力する必要があり、手間がかかりました。またそれぞれのデータの紐付けはできなかったので、売上情報と顧客情報をかけあわせて分析することは不可能でした。そのため、どのお客様が今までいくらご利用いただいているのか、その場ではっきりと把握する事はできません。店長やベテランスタッフが漠然と記憶しているのみで、その場その場の顧客対応は「スタッフの感覚」に任せるしかありませんでした。
今回POSデータと顧客属性データが連携して電話着信時に見えるようになった事で、電話してきたお客様が「直近でいつ来店されたか」「どれくらいの頻度で来店されたか」「今まで累計いくらご利用いただいたか」「平均単価」などがひと目で分かるようになりました。
これらのデータを見ながら電話対応できるので、そのお客様にあわせた会話や、クーポン発行やDM等の施策が可能になり、結果的に売上アップにもつながりました。
また、おもてなし電話の画面から予約管理画面にも飛べるので、現場スタッフの業務効率化にもなっています。
(代表取締役:河邉幸夫様)
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